Aioon(アイオーン)電動バイクを本気で調べた正直レビュー|折りたたみ原付は買いか
コンパクト電動バイクAioon(アイオーン)を車好き目線で徹底レビュー。16.5kgで折りたためる原付一種の実力、航続30kmの使い勝手、競合との比較まで、自分が納得するまで調べた内容をまとめました。
ゆうと
ライター / 33歳・男性
結論
まず忙しい人向けに3行でまとめます。
- Aioonは「軽さ×車載×街乗り」に全振りした折りたたみ電動バイクで、一般的な原付一種扱い(特定小型ではない)
- 16.5kgの軽量ボディと数秒で折りたためる構造は他にない強みで、車のトランク移動や室内保管との相性が抜群
- ただし最高速度24〜25km/h・航続30kmなので、長距離通勤や坂の多い地域には正直向かない
「車のトランクに積んで、旅先やキャンプ場で数km移動したい」「駅まで片道3〜5km程度の街乗り用に室内で保管できる原付が欲しい」——こういう人には現時点でベストな選択肢の一つだと感じました。逆に、片道10kmの通勤を雨の日も毎日…みたいな使い方だと後悔しそうです。
気になって公式LPを最初に見たい人はここからどうぞ。
どうも、yutoです。 去年、家の近所に新しくできたコインパーキングが信じられないくらい高くて、「ちょっとそこまで」の移動をどうするかをここ半年ずっと考えていました。自分は車が好きなので普段の足は車なんですが、駅前のコンビニ程度の距離でわざわざ車を出すのも燃費的にも時間的にもバカらしい。そんなときにSNSで見かけたのが、今回紹介する**コンパクト電動バイクAioon(アイオーン)**でした。
「16.5kgで折りたためて、車のトランクに積める原付」——スペックだけ見ると車好きの自分には刺さるキーワードだらけだったので、公式LPを読み込みつつ、実際に買った人のブログやレビューをひと通り漁って、見積もり比較オタクとしての視点で実力を探ってみました。結論から言うと、刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるけど、合わない人には合わない、ちょっとクセのあるプロダクトでした。
Aioonってそもそもどんな電動バイク?
Aioonは「RIDE ON」というブランドが展開する、折りたたみ式のコンパクト電動バイクです。中国メーカーのシャシーを日本の保安基準に合わせてチューニングし、公道走行可能な原付一種として販売されているモデル。テレビの情報番組でも取り上げられたことがあるそうで、SNSでもじわじわ話題になっています。
自分が調べたスペック・基本情報はこんな感じでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車両区分 | 原付一種(一般原付/特定小型ではない) |
| 本体重量 | 約16.5kg(バッテリー装着時) |
| 最高速度 | 24〜25km/h |
| 航続距離 | 約30km |
| モーター出力 | 360W |
| バッテリー | 36V・7.6Ah リチウムイオン(取り外し式/1.7kg) |
| 充電時間 | 80%まで約3時間/満充電4〜5時間 |
| 展開サイズ | 約1,100×530×1,070mm |
| 折りたたみサイズ | 約400×260×1,060mm |
| 耐荷重 | 110kg |
| 価格 | 158,000円(送料無料、北海道・沖縄・離島除く) |
| 保証 | 1年間の品質保証 |
| 必要免許 | 原付免許または普通免許 |
| 公式サイト | Aioon公式 |
スペックを並べただけだとピンと来ないかもしれないですが、注目すべきは**「折りたたんだときの厚みが26cm」**というところ。一般的な折りたたみ自転車より一回り薄くて、スーツケースより少し大きいくらいのシルエットになります。自分はハイエースに乗っているんですが、このサイズなら後席にも余裕で積めるし、軽なら軽でも助手席側に縦に立てて置けそうな寸法です。
公式LPと口コミを並べて調べてみた
Aioonについては正直、SNSで見かけた時点では「また中華系の折りたたみEVかな」くらいに思っていました。自分、昔から車・バイク系のガジェットには目がないほうで、中華電動キックボードを何台かウォッチしてきたんですが、保安基準グレーなプロダクトが多くて結局買わないパターンが多かったんですよね。
なので今回はまず**「ちゃんと公道で走れるのか」**を軸に公式LPを読み込みつつ、実際に購入して乗っている人のレビューブログを7〜8本ピックして、気になるポイントを突き合わせていきました。
公式LPで確認できたのは、PSE認証取得済み・ウインカー/テールランプ/LEDヘッドライト/前後ディスクブレーキ完備・1年保証付きで、送料は北海道・沖縄・離島以外は無料。累計販売600台以上、という実績付きです。ここは最低限のお墨付きって感じでした。
一方で、レビューブログを読んでいくと良い点も悪い点もかなりクリアに見えてきたので、ここからは自分の感想を交えながら正直にまとめていきます。
競合モデルと比較してみた
せっかくなので、折りたたみ電動バイク界隈の有名どころと比べてみました。見積もり比較は車選びでも毎回やってるんですが、これはもう性分です。
| モデル | 重量 | 最高速度 | 航続距離 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Aioon | 16.5kg | 24〜25km/h | 30km | 158,000円 | 業界最軽量クラス・室内保管しやすい |
| BLAZE SMART EV | 約20kg | 30km/h | 30km | 178,000円前後 | 国産・装備充実・実績あり |
| glafit GFR-02 | 約19.4kg | 30km/h | 34km | 20万円台〜 | モビチェン対応・ペダル付き |
単純スペックの「最高速度・航続」ではライバル2台にやや劣りますが、重量と折りたたみ性能(厚み26cm)という一点ではAioonが圧勝しています。
- 「とにかく軽くて、車に積んで旅行先でも使いたい」 → Aioon
- 「毎日の通勤でストレスなく走りたい」 → BLAZE SMART EVやglafit
- 「自転車としても使える二刀流が欲しい」 → glafit GFR-02
という棲み分けが自分の中では整理できました。自分の用途(車載+室内保管+街乗り5km前後)ならAioon一択。逆に「走行性能重視で、車載はたまに」ならglafitやBLAZEのほうが満足度は高そうです。
購入前に自分がチェックしたポイント
自分が実際に公式LPと口コミを見ながら「これは確認しておくべき」と思ったチェックリストを置いておきます。見積もり比較好きとしての備忘録です。
- 自分の行動範囲の坂・距離を一度書き出す(往復20km以内+平坦が理想)
- 原付駐輪場の有無を最寄り駅・よく行くスーパーで確認
- 原付免許または普通免許を持っているか(持っていないなら取得コストも含めて検討)
- 室内保管できる動線があるか(玄関や部屋に1m×40cm×30cmの置き場所)
- 自賠責保険・軽自動車税のランニングコストを許容できるか(年1万円弱)
- 車のトランクに積めるサイズか(ハッチバックでも基本OK)
これが全部クリアなら、自分はかなり強くおすすめできる一台だと感じました。
◎よかった点
1. 車載前提の設計が本当によくできている
自分がいちばん惹かれたのがここです。折りたたみ時400×260×1,060mmというサイズは、ミニバンはもちろん、ハッチバックでも余裕で積めるレベル。レビューブログでも「デミオのトランクにもスッと収まった」「コンパクトカーでも問題ない」という声が複数ありました。
キャンプや旅先で「現地の移動をどうするか問題」って地味に大きくて、自分もこれまではレンタサイクルか、駐車場から歩くかの二択で悩んでいました。Aioonなら車でキャンプ場に行って、そこから5〜6kmの温泉とか、湖の周辺を流すみたいな使い方ができそうで、これはちょっとアガります。
2. 室内保管できるサイズ感で防犯面が楽
自分、過去に原付を盗まれた経験があるので、屋外保管したくない派なんですよね。マンション住まいだと駐輪場にカバーかけて停めておくのが一般的だけど、どうしても悪戯や盗難が気になります。
Aioonは折りたたんでしまえばスーツケース程度のサイズなので、玄関や部屋の隅にそのまま置ける。バッテリーは1.7kgで取り外し式だから部屋の中で充電すればOK。この運用がそのままできるのは、車やバイクを盗まれたくない派としてはかなり大きいメリットです。
3. デザインが普通にかっこいい
これは好みもあると思うんですが、SNSで一度見るとちょっと気になる独特のシルエット。自分も見積もり比較のついでに、同価格帯の中華折りたたみ電動バイク・特定小型原付モデルを何台か見比べたんですが、正直Aioonのルックスはその中でも上位でした。
ブラック・レッド・ホワイトの3色展開で、どのカラーも派手すぎずシックにまとまってます。「ちょっとコンビニ」のときに乗って恥ずかしくないデザインって、地味に大事だと自分は思います。
4. 購入後のサポートがちゃんと明記されている
公式LPには1年保証+保証期間後の修理対応まで書かれていました。中華系モビリティだと「買って壊れたらサポート途絶」みたいな怖さがあるんですが、Aioonは国内の運営会社が保証窓口になっているので、そこは安心材料です。
この手の買い物で自分がいつも重視しているのが「壊れたときに誰に連絡すればいいか」で、公式LPに連絡先がある時点で及第点。ここは車のディーラー選びと感覚が似てます。
購入前に在庫状況・カラーバリエーションを見ておきたい人は、一度公式LPで確認しておくのがおすすめです。
△イマイチだった点
完璧な商品なんてない、というのが自分の見積もり比較ポリシーなので、ここも遠慮なく書きます。
1. 航続30kmは「足りない人には全然足りない」
公称30kmという航続距離は、街乗りの補助としては十分、通勤メインだと不安が残るラインです。レビューを読んでいても「片道10kmの通勤に使ってギリギリ」「坂道が多いエリアだと20kmくらいで怪しくなる」という声が結構ありました。
自分の家は軽い坂のあるエリアなので、実質的な航続は20km前後で見ておくべきかなと。毎日片道5km以内の街乗り・買い物用と割り切るなら全然問題ないですが、ガッツリ通勤通学にするなら替えバッテリー運用も考えたほうがよさそうです。
2. 坂道のパワーは原付スクーターには及ばない
360Wモーターで最高速度24〜25km/h。数字だけ見ると原付一種のスペック枠ギリギリに収まっているんですが、急坂だとパワー不足を感じるという声が複数ありました。
自分も若い頃は2ストの原付に乗ってたので、あの加速と比べるとどうしても物足りなさは出ます。ホンダのタクト系スクーターと比べるのは酷ですが、「電動バイク=エコで静かで便利」だけをイメージしてると、坂の上で「おや…」となるかもしれません。街が平坦な人向け、というのは正直な感想です。
3. 「原付扱い」の手続きがちょっと面倒
ここは意外と見落とされがちなポイントです。Aioonは特定小型原付ではなく一般原付一種扱い。つまり購入後に以下が必要になります。
- 役所でのナンバー取得(無料、1時間程度)
- 自賠責保険の加入(1年で7,000円前後〜)
- 軽自動車税の毎年納付(年2,000円)
- 運転時のヘルメット着用義務
- 原付免許または普通免許の所持
自分は普通免許持ちなのでそこは問題ないんですが、「免許なしで乗れる電動モビリティ」をイメージしている人は要注意です。特定小型原付と勘違いして買うと確実に揉めます。
4. 駐輪場事情が地味にストレス
原付扱いなので、駅前の「自転車専用駐輪場」には停められません。原付対応スペースを探す必要があるのは、日常的に街乗りする人には地味にストレスポイント。
自分の家の近くの駅は原付スペースが少なくて、休日は結構埋まっているので、「コンビニやスーパーに置けるか」は買う前に一度近所を下見しておいたほうがいい気がします。まあ、Aioonの場合は折りたためるので最悪「畳んで持ち込む」という荒業も使えるんですが、それはそれで目立ちます。
こんな人におすすめ / おすすめしない
おすすめな人:
- 車を持っていて、旅先やキャンプ場での短距離移動の足が欲しい人
- マンション住まいで、盗難が心配で室内保管したい人
- 片道5km以内の街乗り・買い物・駅までの足として使いたい人
- デザイン重視で、折りたたみEV特有のガジェット感を楽しみたい人
- 自分みたいに車・バイク好きで、「もう一台の足」を気軽に持ちたい人
ちょっと合わないかも:
- 片道10km以上の通勤・通学で毎日使いたい人
- 坂の多い地域に住んでいて、上り坂でもストレスなく走りたい人
- 原付免許すら持っていない、取る予定もない人(特定小型原付と勘違いしている人)
- 原付スクーター並みの加速や最高速を求める人
結論、Aioonは**「車を持っていて、街乗り用にもう一台軽くて畳めるやつが欲しい」という人に、かなりハマる電動バイク**でした。
万能な乗り物ではないです。長距離通勤にも急坂にも向いてない。でも、その代わりに手にできる「車載×室内保管×街乗り」という独特のライフスタイルは、他のスクーターや電動アシスト自転車では絶対に手に入らないもの。158,000円という価格も、同スペック帯の折りたたみ電動バイクと比べれば妥当な水準だと思います。
自分の場合、ハイエースに積んで家族キャンプのときに現地移動用に使う、平日は駅前のコンビニまでの足として使う、という用途がドンピシャで刺さりそうなので、貯金を睨みつつ本気で購入検討中です。同じように「もう一台、気軽な足が欲しい」と思っている人は、まず公式LPでカラーと在庫状況を見てみるといいと思います。在庫がカラーによって偏ることもあるみたいなので、気に入った色があるうちに抑えておくのがおすすめです。