総合探偵社クロルを元調査員が本音レビュー|料金の透明性・一緒に調査プラン・評判の真相
元探偵事務所の調査員3年経験の自分が、総合探偵社クロル(CUROLU)を業界の内側から率直にレビュー。料金の見積精度、業界唯一の「一緒に調査プラン」、悪い口コミの背景、AMUSEとの違いまで、忖度なしで解説します。
拓郎
ライター / 37歳・男性
結論
クロルは「料金を徹底的に抑えたい、でも自分の事件にちゃんと関わりたい」という人には結構刺さる探偵社です。最大の特徴は業界唯一の**「一緒に調査プラン(パートナー型)」**で、依頼者自身ができる部分は自分でやり、プロの領域だけ任せる仕組み。結果、費用を半額近くまで圧縮できるケースがあります。
一方、15年以上のベテラン調査員しかいないと公称しているわりに、口コミの中には「担当者の説明が冷たかった」「見積もりが思ったより高かった」という声も一定数あります。これはクロルだけの問題ではなく業界全体の構造的課題ですが、無条件に絶賛できる探偵社はない、という前提で選んだほうがいい。
「とりあえず相場観だけでも掴みたい」「初期費用を抑えたい」人は、相談だけでも価値はあります。
探偵社のレビュー記事、どこも「親身で料金も明朗です!」で終わってるのを見るたび、元業界人としては溜息が出ます。37歳、元探偵事務所の調査員を3年やっていた自分からすると、業界にはちゃんと差があるし、依頼者が見抜くべきポイントも山ほどある。
今回取り上げる**総合探偵社クロル(CUROLU)**は、業界の中でちょっと変わった立ち位置の会社です。大手でもなく、いわゆる個人事務所でもない。そして「一緒に調査プラン」という他社にはない仕組みを持っている。今回はこのクロルについて、実際に無料相談に問い合わせた内容と、業界で見聞きした情報を突き合わせて、率直に書いていきます。
総合探偵社クロルってそもそもどんな探偵社?
運営は株式会社クロル。東京・豊島区に本社を構え、東京・大阪を中心に全国6拠点を展開している探偵社です。「挑戦」「力」「想い」の3つを理念に掲げ、浮気調査だけでなく人探し・家出調査・企業調査など9分野に対応しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社クロル(総合探偵社CUROLU) |
| 本社所在地 | 東京都豊島区 |
| サービス内容 | 浮気・不倫調査/婚前調査/人探し/家出調査/ストーカー対策/企業調査ほか |
| 料金 | 浮気調査 49,600円(+税)〜/2名5時間パックで約15〜16万円の事例あり |
| 対応エリア | 全国対応(東京・大阪など6拠点) |
| 支払い方法 | 現金・振込・クレジット・PayPay・LINE Pay・Alipay |
| 公式サイト | 総合探偵社クロル公式 |
探偵業届出の有無は業者選びの最低ラインで、ここが掲示されていない会社はそもそも選んではいけません。クロルは探偵業届出を掲げて営業しているので、その最低限のハードルはクリア。ここをクリアしていない業者がまだ実在するので、当たり前ですが大事なチェックです。
実際に無料相談してみた
自分は「友人男性の妻が夫の不倫を疑っている」という設定で、昼過ぎに電話で問い合わせました。ざっくり時系列で書きます。
最初のつながり方 電話はワンコールで出てもらえました。24時間受付を謳っているだけあって、深夜早朝の一次受けも止まらない体制らしい。浮気疑惑で眠れなくなるのはだいたい夜中なので、これは地味に重要です。現役の頃も深夜帯の着信がやたら多かった記憶があります。
ヒアリングの流れ 聞かれた順番はこう。①相談の背景(どんな兆候で疑っているか)、②対象者の行動パターン、③調査の最終目的(離婚したいのか関係修復なのか)、④予算と希望スケジュール。特に③を早い段階で確認してくれる探偵社は、個人的に信頼度が上がります。目的が違えば必要な証拠レベルも変わるので、「ただ証拠が撮れればOK」ではない、という姿勢が読み取れる。
見積提示と「一緒に調査」の提案 「行動パターンを押さえる段階はご自身でやっていただいて、決定的タイミングの撮影だけこちらが入る形もあります」という提案が出てきたのが、他社と明確に違うところ。いわゆる**パートナー型(一緒に調査プラン)**で、総額で20万前後まで圧縮できそうな数字感でした。完全おまかせなら2名5時間パックで15〜16万、状況によって積み増しで30万前後というレンジ。
営業の圧の有無 「即決してください」系の圧はゼロでした。むしろ「一度持ち帰って、ご家族と相談してから面談を検討してください」というスタンス。強引な業者はたいていここで崩れるので、電話口での第一印象は好感が持てました。
業界相場と比べてクロルの料金はどうなのか
元調査員として一番書きたかった部分です。探偵社は料金体系がバラバラで、依頼者が比較するのは本当に難しい。だから業界相場から逆算するしかありません。
浮気調査の相場(2026年時点)
- 調査員1名の時間単価:7,500〜10,000円
- 標準の2名体制:1時間あたり15,000〜20,000円
- 総額平均:40万円前後(1〜2週間の調査想定)
- 最低料金:基本料金だけで10〜30万が普通の価格帯
クロルの料金構造
- 浮気・不倫調査:**49,600円(+税)〜**からスタート
- 2名・5時間パック:15〜16万円(諸経費込み)
- 見積もり以上の追加請求なしを明言
- 成功報酬型プラン、リトライ保証プラン、即日対応プランなどプラン別に選べる
自分が一番評価したいのは「諸経費が見積もりに全込み」という点。業界では後から「交通費」「機材費」「深夜加算」で2〜3割上乗せされる事案が普通にあります。自分がいた事務所も、正直この上乗せで利益を取っていたフシがありました。クロルのように最初から全込みで提示する会社は、依頼者が見積もりの時点で予算確定できる分、心理的負担が軽い。
ただし、「49,600円〜」というスタート料金だけ見て契約するのは危険です。これはあくまで最小構成の目安。実際の浮気調査はほぼ間違いなく2名体制・複数日必要なので、最終的な総額は15〜30万のレンジに収まると見ておくべきです。
他社との違い|AMUSEと比べてどう?
同じasp広告でよく並ぶ総合探偵社AMUSE(アムス)と比較されることが多いので、ここを簡単に整理しておきます。
AMUSEの特徴
- 全国6拠点の大手ネットワーク
- LINEでのリアルタイム報告が標準
- 相談実績25,000件以上
- 時間単価で見ると安い傾向(長時間プラン時 3,980円/時)
- 標準装備が全て揃っている「安心パック」型
クロルの特徴
- 業界唯一の「一緒に調査プラン」で費用圧縮が可能
- 諸経費全込み見積もりで追加請求なし
- 15年以上のベテラン調査員だけで構成(公称)
- 成功報酬型・リトライ保証など選べるプラン設計
- 「依頼者参加型」で自分の事件に関わりたい人向け
ざっくり言うと、**AMUSEは「標準装備のバランス型」、クロルは「コスト最適化・参加型」**という棲み分けです。「完全におまかせでラクしたい」ならAMUSE、「少しでも安く、自分でも動ける部分は動く」ならクロル、という選び方になります。
よくある質問
無料相談だけで契約を迫られない?
電話相談した限り、強引な営業はありませんでした。「一度持ち帰って検討を」というスタンスです。ただし担当者によって差が出うるので、違和感があれば遠慮なく切っていい。
支払いを分割にできる?
クレジットカード分割に加えて、PayPay・LINE Pay・Alipay等のモバイル決済にも対応しています。現金を動かすと家族にバレるリスクがある人は、カード決済が無難です。
調査期間はどれくらい?
浮気調査の平均は1〜3週間。対象者が頻繁に会っている状況なら1週間で片付きますが、月1〜2回程度のケースだと2ヶ月近くかかることもあります。
調査で証拠が取れなかったらどうなる?
成功報酬型プランを選んだ場合は料金発生なしと説明されます。ただし「成功」の定義は契約書で必ず確認してください。リトライ保証プランなら、再調査の機会が用意されます。
弁護士やカウンセラーの紹介はある?
アフターサポートとして、証拠を取った後の弁護士相談、精神的ケアのカウンセラー紹介までワンストップで対応してもらえます。浮気調査は「証拠を取った後どうするか」のほうが重要なので、この導線があるのは助かります。
◎よかった点
1. 業界唯一の「一緒に調査プラン(パートナー型)」
これが一番の差別化ポイント。従来、探偵業界では「依頼者が調査に絡むのはご法度」が常識でした。依頼者がバレたら調査員の動きまで筒抜けになるからです。でもクロルは、プロの領域と依頼者でもできる領域を切り分け、後者は依頼者にやってもらうことで料金を圧縮するという発想を持ち込んでいる。
たとえば「対象者の平日の帰宅時刻を記録する」「特定曜日の退社時刻だけ張る」といったパターン化した情報収集は、実は依頼者本人でもできます(バレない立場で動ける人に限りますが)。そこをプロ料金で買う必要はない、という割り切りです。結果、総額が従来の6〜7割に収まるケースがあるのは、予算に余裕がない依頼者には大きい。
一方で、推奨できない人もいます。対象者と同居していて疑っているのがバレそうな人、仕事が忙しくて張り込む時間が取れない人、証拠をちゃんと裁判に使いたい人は、完全おまかせプランのほうが安全です。
2. 諸経費込みの見積もりで追加請求ナシ
これは前述の通り業界では珍しい設計。「見積もり以上はいただきません」を明言している探偵社は本当に少ない。元業界人として、この姿勢は正直リスペクトできます。
探偵業界の料金トラブルで一番多いのが「想定外の追加請求」です。消費生活センターへの苦情でも頻出パターンで、自分の現役時代にも何度か見ました。見積もり段階で全込み提示してくれるクロルは、この構造リスクを依頼者側から外してくれている。
3. 15年以上のベテラン調査員だけで構成(公称)
公式では「全員15年以上の経験」と謳っています。これが事実ならかなりの経験密度で、若手を現場に出している大手とは違う強みになります。尾行は経験年数が如実に出る仕事です。10年やった人間と3年やった人間で、バレる確率は体感3倍くらい違う。
ただし後述しますが、「全員15年」は公称であって、依頼者が担当者の経歴を個別に確認する一手間は必要です。
4. 決済手段が現代的
PayPay、LINE Pay、Alipayまで対応しているのは探偵社としては珍しい。クレジットカード分割に加えてモバイル決済まで用意されているので、「高額現金を口座から動かすと家族に気づかれる」という浮気調査特有のリスクを下げやすい。細かい気配りだけど、これは依頼者の心理をよく分かってる設計だと思います。
料金の詳細や最新のプラン内容は公式側で確認できます。
△イマイチだった点
ここはちゃんと書きます。褒めるだけのレビューは読んでて気持ち悪いので。
1. 担当者によって対応の温度差がある
「みん評」などの口コミには、**「質問しても企業秘密と繰り返された」「女性相談員の話し方が高圧的に感じた」**という声が確かに存在します。全体としては良評価が多いものの、一定数こうした声があるのは事実です。
これは正直、探偵業界全体のあるあるでもあって、クロル特有の問題というより、どの探偵社でも「担当者ガチャ」はあります。自分がいた事務所でも、ベテランでも人当たりがキツい人はいたし、依頼者と相性が悪いケースは普通に発生していました。
対策としては、電話相談の段階で違和感を覚えたら遠慮なく担当替えを頼むこと。探偵社は担当者を変える融通が効かない業界ではないです。「もう一度別の方にお話を伺えませんか」と言っていい。これはどの探偵社に問い合わせるときも使える技です。
2. 「一緒に調査プラン」は人を選ぶ
前述の通り、このプランは安いぶん依頼者が動く必要があります。つまり、
- 仕事が忙しすぎて自分では動けない人
- 対象者と同居していて自分が動くとバレる人
- 証拠の撮影タイミングなど、素人判断を持ち込みたくない人
には向きません。結局おまかせプランを選ぶことになって、「安さに惹かれたのに結局普通の料金だった」となりかねない。最初から自分のライフスタイルを伝えて、どっちのプランが向くか相談するのが正解です。
3. 「思ったより高かった」という口コミは契約前のすり合わせで防げる
「49,600円〜」というスタート料金だけ見ていくと、最終見積もりが3〜4倍になった印象から「高い」という感想になる人が一定数います。これはクロルが高いというより、浮気調査の実態コストが広く認知されていないだけで、2名体制・数日必要なのはどの探偵社も同じです。
ただ、期待値コントロールとして、クロル側からもう少し「最終的には◯万円前後になる可能性が高いです」と最初に言っておいてくれた方が親切ではある。ここは改善余地がある部分だと思います。
4. 成功報酬型の「成功」定義は必ず確認
「証拠が取れなければ料金は一切いただきません」という成功報酬型プランも用意されていますが、業界一般として**「対象者が期間中に浮気行動をしなかった場合は料金発生」**が普通です。クロルがどちらの定義で運用しているかは、契約書の文言を自分の目で確認してください。口頭説明だけで契約するのは避けたほうがいい。
こんな人におすすめ / おすすめしない
おすすめな人:
- 予算を可能な限り抑えたい人(一緒に調査プランで圧縮できる)
- 自分の事件に主体的に関わりたい人
- 見積もり後の追加請求が絶対に嫌な人
- ベテラン調査員を指名したい人
- PayPay等で高額決済を家族にバレにくくしたい人
ちょっと合わないかも:
- 「全部丸投げでラクしたい」タイプの人
- 対象者と同居していて、自分が動くとバレそうな人
- 業界最大手の安心感が最優先の人
- その日のうちに契約・調査開始したい超急ぎの人(プラン選定に時間がかかる)
総合探偵社クロルは、派手な大手ブランドではないものの、業界唯一の「一緒に調査プラン」と諸経費込みの透明な見積もりという、他社にない武器を持った探偵社でした。
- 料金は相場内〜やや下。「一緒に調査プラン」で圧縮可能
- 諸経費全込み、追加請求なしを明言
- 15年以上のベテラン調査員だけ(公称)
- 成功報酬型・リトライ保証・即日対応など選べるプラン設計
- モバイル決済対応で家族にバレにくい
一方、担当者の当たり外れはある。これは業界全体の構造的な課題で、依頼者側も「違和感があれば担当替えを頼む」という一手間が必要になります。
自分が元業界人として「どこに頼めばいい?」と聞かれた場合、クロルは「予算を絞りたい、自分の事件にちゃんと関わりたい人なら第一候補に入れていい」と答えます。完全丸投げ派ならAMUSEのほうが向く場面もありますが、クロルにしかない価値は確実にある。
浮気疑惑で眠れない夜を続けるより、まずは無料相談で相場観と選択肢を掴むのが圧倒的に合理的です。電話1本で十分なので、早めに動いたほうがいい。