くらしのミカタ
探偵・調査レビュー2026-04-19

原一探偵事務所を元調査員が本音レビュー|50年の実績・裁判で勝てる報告書・料金の実態

元探偵事務所の調査員3年経験の自分が、原一探偵事務所を業界の内側から率直にレビュー。創業49年の老舗の実力、裁判採用率の高さ、料金が高いと言われる理由、AMUSE・クロルとの住み分けまで、忖度なしで書きました。

拓郎

ライター / 37歳・男性

結論

原一探偵事務所は「裁判で使える決定的証拠を、絶対に取りこぼしたくない」という人には、現時点で業界トップクラスの選択肢です。創業49年・年間相談5万件・全国18拠点・調査歴20年以上のベテラン調査員多数という、単純に規模と実績で他社を圧倒している。

一方で、料金は業界平均よりはっきり高めです。成功報酬型のプランがなく、調査で証拠が取れなかった場合も料金は発生します。「予算が限られている」「とりあえず様子見で依頼したい」という段階の人には、正直オーバースペックになる可能性があります。

その前提に納得できる人、特に離婚調停や慰謝料請求まで視野に入れている人にとっては、相談する価値のある探偵社です。

原一探偵事務所の無料相談はこちら

探偵社のレビューって、だいたい「老舗だから安心」「大手だからおすすめ」で終わっている記事ばかり。でも元業界人の自分からすると、老舗には老舗の強みと弱みがあって、全員に向いてる探偵社なんて存在しないんです。

37歳、元探偵事務所の調査員を3年やっていた立場から、今回は業界屈指の老舗**原一探偵事務所(はらいちたんていじむしょ)**について、公式LPの確認と無料相談への問い合わせを踏まえて、率直に書いていきます。創業49年の実力、テレビで見かける知名度の裏側、料金が高いと言われる理由、そして「本当にこの事務所で合ってるのか」の判断材料まで。

原一探偵事務所ってそもそもどんな探偵社?

運営は株式会社原一。埼玉県川越市に本社を構え、1977年創業の業界最古参クラスの探偵社です。代表取締役は大原晶子氏。北海道から九州まで全国18拠点を展開し、相談員・調査員は100名以上在籍しています。

項目 内容
運営会社 株式会社原一(原一探偵事務所)
本社所在地 埼玉県川越市上寺山2-1
創業 1977年4月(調査実績52年※グループ歴含む)
サービス内容 浮気・不倫調査/素行調査/人探し/家出調査/結婚調査/嫌がらせ調査/子供・高齢者調査ほか
料金 見積もり制(追加請求なし。浮気調査の目安は30万〜60万円前後)
対応エリア 全国対応(18拠点体制)
探偵業届出 埼玉県公安委員会 第43070145号(本社)ほか全拠点で取得
相談対応 24時間365日無料
公式サイト 原一探偵事務所 公式

探偵業届出は法律で義務付けられていて、これが掲示されていない事務所は即アウト。原一は全拠点で届出番号を取得・開示しているので、そこは大前提としてクリアしています。当然のことなんですが、いまだに届出番号の記載が怪しい業者は業界に存在するので、ここは毎回確認するクセをつけてほしい。

実際に無料相談してみた

設定は前回までと同じ、「知人男性の妻(40代)が夫の浮気を疑っている」というシナリオで、今回は平日の昼間に電話してみました。

つながり方 公式ページの相談ダイヤルに電話すると、2コール目で女性相談員が応対。24時間365日無料対応を掲げているだけあって、受電体制はかなりしっかりしています。自分が調査員時代にいた小〜中規模の事務所と比べると、電話オペレーション専属のスタッフがいる安心感は明確に違いました。

ヒアリング内容 聞かれた順番は、①浮気を疑った具体的なきっかけ、②対象者の行動パターン(曜日ごとの帰宅時刻、休日の行動、スマホの扱い方)、③調査の最終目的(離婚したいのか、関係修復したいのか、慰謝料請求まで視野に入れているのか)、④ご自身の精神状態、⑤予算感、の5点。

特に④を早い段階で聞いてきたのは、アフターケア部門を本気で運用している事務所だなと感じた部分です。原一は「カウンセラー資格保有者によるアフターサポート」を公式に掲げていますが、ヒアリング段階から依頼者のメンタルに配慮する姿勢が滲んでいた。証拠だけ取って放り出す事務所ではない、という手応えはここで感じました。

見積提示 「週2回×2名体制×1回6時間、合計3週間の調査」で、概算45万円〜55万円というラインが提示されました。正直、業界相場のやや上です。理由を素直に聞くと、「見積もりに交通費・車両費・機材費・深夜加算・報告書作成費まで全て込み、追加請求は一切いたしません」とのこと。そういうことか、と納得できる説明でした。

営業の圧はない 電話口で即契約を迫る空気は皆無。「まずはご家族と相談いただき、必要であれば最寄りの支部で無料面談をお願いします」というスタンス。深夜早朝でも相談を受ける姿勢、そして強引な営業をしない姿勢は、老舗ならではの余裕を感じました。

業界相場と比べて原一の料金はどうなのか

元調査員として一番書きたかった部分です。

浮気調査の相場(2026年時点)

  • 調査員1名あたりの時間単価:7,500〜10,000円
  • 標準の2名体制:1時間あたり15,000〜20,000円
  • 総額平均:40万円前後(1〜2週間の調査想定)
  • 諸経費(交通費・車両費・機材費・深夜加算)が別途で乗るケースが多い

原一探偵事務所の料金

  • 料金体系:完全見積もり制(追加請求なし)
  • 浮気調査の実態レンジ:30〜60万円前後(調査規模による)
  • 交通費・車両費・機材費・報告書作成費すべて込み
  • 全国統一料金(全拠点どこでも同じ料金基準)
  • 成功報酬型プランはなし

ここは正直に書きますが、時間単価だけで比較すると原一は高いほうです。ただ、「すべて込み・追加請求なし・全国統一料金」という条件を加味すると、最終支払額で見れば業界平均と大差ないか、場合によっては安く済むケースもあります。

特に調査が地方〜複数都道府県をまたぐケースだと、他社は出張費や交通費の積み増しが大きくなりがちです。原一は全国18拠点を使って最寄り拠点の調査員を投入するので、そもそも遠征費が発生しにくい設計になっている。ここは大手ならではの強みです。

自分がいた事務所は、地方の依頼が来ると関東から調査員を派遣して、交通費・宿泊費で10万以上上乗せすることが普通にありました。原一はその構造コストを依頼者に転嫁しない仕組みになっているのが、じわっと効いてきます。

他社との違い|AMUSE・クロルと比べてどう?

asp広告でよく並ぶ総合探偵社AMUSE(アムス)総合探偵社クロルと比較されることが多いので、整理しておきます。

AMUSEの特徴

  • 全国6拠点・相談実績25,000件以上
  • 時間単価がやや安め(長時間プラン時3,980円/時〜)
  • LINEリアルタイム報告が標準
  • 「標準装備のバランス型」

クロルの特徴

  • 業界唯一の「一緒に調査プラン」で費用圧縮可能
  • 諸経費全込み見積もり・成功報酬型プランあり
  • 15年以上のベテラン調査員のみ(公称)
  • 「コスト最適化・参加型」

原一探偵事務所の特徴

  • 創業49年・全国18拠点・年間相談5万件の業界最大級
  • 自社車両100台超・業務用無線・報告書の裁判採用実績
  • カウンセラー有資格者によるアフターケア
  • 「裁判で勝てる証拠」を最優先する重厚型

ざっくり棲み分けるとこうです。

  • 予算重視で自分も動けるなら → クロル
  • 標準装備のバランスが欲しい初めての人なら → AMUSE
  • 裁判・慰謝料請求まで確実に勝ちたい、予算より結果なら → 原一

原一は「調査力・報告書品質で絶対に失敗したくない」という人向けのハイエンドクラスと考えるのが、一番実態に近いと思います。

よくある質問

無料相談だけで契約を迫られない?

電話相談した限り、強引な営業はありませんでした。「一度ご家族と相談してから面談を検討してください」というスタンスです。ただし担当者による差はありうるので、違和感があれば別担当に替えてもらう、または別拠点にかけ直すことも視野に。

費用は分割できる?

クレジットカード分割や提携ローンでの分割払いに対応しています。具体的な条件は面談時に確認してください。高額調査になるほど分割の相談価値は上がります。

成功報酬型のプランはある?

ありません。見積もり制で、調査で証拠が取れなくても料金は発生します。この点は事前に理解しておく必要があります。逆に、見積もり以上の追加請求は絶対に発生しません。

調査期間はどれくらい?

浮気調査の平均は1〜3週間です。対象者が頻繁に会っている状況なら1週間で決着しますが、月1〜2回程度のケースだと1〜2ヶ月近くかかることもあります。

地方に住んでいても依頼できる?

全国18拠点を展開しているので、主要都市なら最寄り拠点の調査員が対応します。遠征費の上乗せが発生しにくい料金設計なので、地方の人ほど大手の恩恵を受けやすい構造です。

弁護士・カウンセラーの紹介は別料金?

紹介自体は無料です。紹介先の弁護士と契約した場合の弁護士費用は当然別途発生します。カウンセリングは原一スタッフ(有資格者)が対応します。

よかった点

1. 「裁判で勝てる報告書」の完成度

これが原一最大の武器です。浮気調査の証拠は、ただ撮れていればいいわけではありません。裁判や調停で証拠として採用されるには、

  • 対象者の行動を時系列で連続的に記録
  • 「不貞行為があった」と法的に認定できる状況(ラブホテル入出、宿泊など)の明確な撮影
  • 撮影日時・場所の正確な記録と第三者検証可能な品質
  • 弁護士の知見を反映した構成

が必要で、素人でもプロでも、ここを満たしていない報告書は法廷でゴミ同然になります。自分の現役時代にも、他社が作った「証拠になっていない報告書」を持ち込まれて困っている依頼者を何度も見ました。

原一は弁護士の指導を受けた報告書フォーマットを採用していて、裁判で証拠採用された実績が豊富。離婚調停・慰謝料請求まで視野に入れている人にとって、ここの完成度差は致命的に効いてきます。「安いけど裁判では使えなかった」が一番損なので。

2. 自社保有車両100台以上と業務用無線

調査機材の規模がそのまま調査力に直結する、というのは外からは見えにくいポイントです。原一は自社保有車両を100台以上揃えていて、高級車からバイクまで対象者の行動パターンに合わせて使い分けができる。

これ、地味ですが重要です。たとえば対象者が六本木の高級レストランに行く日に軽自動車で尾行すると、その時点で浮く。逆に郊外の住宅街で黒塗りセダンを使うと目立つ。場面に応じて車両を選べるというのは、尾行バレリスクを下げる大きな要素です。

また業務用無線で調査員間のリアルタイム連携ができるので、対象者が急に動き出した時の追尾精度が段違いに上がります。自分がいた中堅事務所は車両が5〜6台、無線もスマホ依存だったので、この差は現場感覚でもよく分かります。

3. 24時間365日無料相談の受電体制

浮気疑惑で精神的に追い詰められるのって、だいたい夜中です。相手が帰ってこない、LINEの既読が付かない、そういう瞬間に不安が爆発する。

原一は24時間365日受電体制を公言していて、実際に深夜早朝でも一次受けが止まらない。電話相談専属のスタッフがいるので、調査員が現場に出ている時間帯でも相談が宙に浮くことがない。これ、事務所の規模が大きいからこそできる芸当で、個人事務所レベルだと絶対にマネできないポイントです。

相談は何度でも無料、面談も当日対応可、自宅訪問・出張・テレビ電話にも対応。依頼者が一歩踏み出すハードルを下げる設計が徹底されているのは、創業49年の蓄積を感じます。

4. カウンセラー有資格者によるアフターサポート

浮気調査は「証拠を取ったら終わり」ではなく、取った後どうするかのほうが実は重要です。離婚するのか、関係修復するのか、慰謝料請求するのか。その先の人生設計まで含めて考えないと、証拠だけ取って心が壊れてしまう依頼者が実際にいます。

原一はカウンセラー資格保有者によるアフターケアと、提携弁護士の紹介を標準で用意しています。ここまでワンストップで面倒見てくれる探偵社は、業界全体で見ても多くありません。

料金や対応エリアの詳細は公式側で確認できます。

原一探偵事務所の料金・対応エリアを公式で確認する

イマイチだった点

老舗だから全部いいわけじゃない、という前提で書きます。

1. 成功報酬型プランがない

ここが一番のウィークポイントです。原一は完全な見積もり制で、調査で証拠が取れなくても料金は発生します。もちろん見積もり以上の追加請求はないので青天井リスクはないのですが、「調査したけど浮気の事実がなかった/または決定的証拠が撮れなかった」というケースでも、契約した見積もり額は支払う必要がある。

浮気調査には「対象者がたまたま期間中に浮気行動をしなかった」という空振りが一定確率で発生します。その時に料金ゼロになる成功報酬型を用意している探偵社(AMUSEやクロル等)と比べると、リスクを依頼者が全部背負う設計なのは事実です。

対策としては、ヒアリングの段階で「浮気の確度がどれくらいあるか」を担当者と率直に擦り合わせること。兆候が薄い段階で原一に依頼するのは、正直コストパフォーマンスが悪いです。

2. 料金の絶対額は高め

前述の通り、「全部込み」という条件を差し引いても、時間単価ベースで見ると業界平均よりやや上のラインです。Yahoo知恵袋や口コミサイトでも「料金が高かった」という声は一定数見られます。

ただこれは事務所側が手を抜いていないことの裏返しでもあって、車両100台・無線体制・ベテラン調査員・裁判採用水準の報告書を維持するには、そもそもコストがかかる。「なぜ高いのか」の説明が腹落ちする人は納得感があるし、「とにかく安く」を優先する人には合わない、という二択です。

3. 電話対応にまれに当たり外れがあるという声

「電話対応が冷たかった」「質問しても詳しい説明がなかった」という口コミも一部存在します。これは全国18拠点・相談員100名以上という規模ゆえの課題で、全員の対応品質を完全に揃えるのは構造的に難しい。自分がいた事務所でも同じ問題はありました。

対策としては、違和感があれば遠慮なく担当替えを依頼するか、別の拠点の相談員に繋いでもらうこと。これはどの大手探偵社でも使える技です。

4. 小規模調査には向かない

1〜2回の単発尾行、予算10万円以下の軽めの調査、みたいな依頼だと、原一は体制がオーバースペック気味になります。そもそも見積もりを出す段階で「もっと小さい規模の事務所で十分では?」と案内されるケースも想定されます。

大規模調査・確実な法的証拠が必要なケースで真価を発揮する事務所だと考えたほうが、期待値のミスマッチを防げます。

こんな人におすすめ / おすすめしない

おすすめな人:

  • 離婚調停・慰謝料請求まで視野に入れている人
  • 裁判で証拠採用される水準の報告書が必要な人
  • すでに浮気の兆候がはっきりしていて、決定的証拠を確実に押さえたい人
  • 全国広範囲の調査(出張・転勤先など)が必要な人
  • アフターケア・弁護士連携までワンストップで進めたい人
  • 業界最大級の安心感を最優先する人

ちょっと合わないかも:

  • 予算を絶対に抑えたい人(コスト最優先ならクロルのほうが向く)
  • 「とりあえず様子見」程度の確度で依頼したい人
  • 成功報酬型プランが欲しい人(原一には存在しない)
  • 軽めの単発調査で済む話の人
  • 自分も調査に関わりたい参加型希望の人

総合的に見ると、原一探偵事務所は業界最古参・最大級の規模に裏打ちされた重厚型の探偵社です。

  • 創業49年・年間相談5万件・全国18拠点の実績
  • 自社車両100台超・業務用無線・ベテラン調査員多数
  • 裁判採用水準の報告書が標準品質
  • 24時間365日無料相談・アフターケアまでワンストップ
  • 見積もり制で追加請求なし、全国統一料金

一方で、料金は業界平均よりはっきり高め。成功報酬型プランがないので、確度の低い依頼には向かない。「本気で決定的証拠を取りに行く」ステージの人のための選択肢です。

自分が元業界人として友人から相談されたら、「離婚・慰謝料請求まで視野に入っているなら原一、予算最優先ならクロル、バランス重視ならAMUSE」という使い分けを勧めます。どれが絶対正解ということはなく、今の自分の状況に合わせて選ぶのが全てです。

浮気疑惑で眠れない夜を重ねるより、まずは無料相談で相場感と方針だけでも掴むほうが圧倒的に合理的。電話1本で動けるので、早めに一歩踏み出したほうがいいです。

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