リショップナビの利用料金は本当に無料?リフォーム相場と合わせて全部公開
リショップナビの利用料金は本当にゼロ円なのか、どこで収益を得ているのか。キッチン・浴室・トイレ・外壁塗装の相場と合わせて、費用面を全部わかる形でまとめました。
Natsumi
編集長 / 34歳・女性
なつみです。建売の戸建てを買って5年、そろそろ水まわりをどうにかしたくて相見積もりサイトを調べているところです。
リフォームって、調べれば調べるほど「結局いくらかかるの?」が見えにくくなるんですよね。一括見積もりサイトも「無料」と書いてあるけど、ほんとにタダなの?どこで儲けてるの?後から請求来ない?…みたいな疑問が次々湧いてくる。
今回はリショップナビの利用料金にフォーカスして、無料の根拠から、キッチン・浴室・トイレ・外壁塗装の実勢相場、費用を抑えるコツまでまとめます。お金の話を先に片付けておくと、安心して見積もり依頼に進めるはずです。
リショップナビの利用料金【結論:ゼロ円】
まず結論。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 会員登録 | 無料 |
| 見積もり依頼(最大5社) | 無料 |
| コンシェルジュ相談 | 無料 |
| 現地調査の立ち会い | 無料(※業者側の出張費も込み) |
| 見積もり後のキャンセル | 無料 |
| リショップナビ安心保証 | 無料(利用者負担ゼロ) |
利用者がリショップナビに支払うお金は1円もありません。 公式のよくある質問ページでも「リフォーム会社ご紹介サービスに費用は発生いたしません」と明言されています(公式FAQより)。
じゃあ誰がコストを払っているのか、という話は次で整理します。
なぜ無料で使えるのか?収益モデルを分解
一括見積もりサイトって、ざっくり2パターンの収益モデルがあります。
パターンA:成約手数料型
利用者と業者が契約が成立したら、工事代金の数%をサイト運営側に手数料として支払う仕組み。
パターンB:紹介課金型(広告費型)
業者がサイトに「広告宣伝費」として月額や紹介単価を支払う仕組み。成約の有無に関わらず、紹介された時点で業者側にコストが発生します。
リショップナビは基本的にパターンB寄りで、成約手数料は取らない設計です(紹介課金+成約時の一部課金のハイブリッド)。加盟店側の記事を読むと「案件ごとの紹介課金が中心で、固定の広告費だけ払い続けるリスクは小さい」という書き方がされています。
つまり、利用者側の見積もり費用はリフォーム会社がプラットフォームに払う広告費から回収される形。テレビCMの視聴料を私たちが払っていないのと同じ構造です。
「無料だけど見積もりに上乗せされてない?」への回答
ここが一番気になるポイントだと思います。結論から言うと、純粋な上乗せは起きにくいと考えていい。理由は3つ。
- 相見積もりが前提の構造だから。 5社競合で提示するので、紹介料分を露骨に上乗せすると普通に負けます。
- 加盟店の平均成約率は2〜3割と言われる。 紹介されても大半は失注するので、成約1件あたりのコストはその業者が元から持っている広告費枠の中で回っています。
- リフォーム会社は自社サイトやチラシにも広告費を払っている。 一括見積もりサイト経由だけが特別高い構造にはなっていない。
ただし「相見積もり取らずに1社の言い値で進めた」ケースでは、紹介料コストが価格に乗る可能性は否定できません。だからこそ必ず複数社の提案を並べるのが無料サービスを最大限活かす使い方になります。
実際に使ってみた流れはレビューリショップナビで実家のキッチン一括見積もりを取ってみた正直レビュー加盟4,500社超の一括見積もりサイト『リショップナビ』を実際に使って、実家のキッチンリフォーム見積もりを取った体験レポ…にまとめてあるので、申込み前に目を通しておくとイメージしやすいです。
リフォーム本体の費用相場【部位別】
サイト利用料は無料でも、工事そのものはもちろんお金がかかります。ざっくりした相場を把握しておくと、紹介された業者の見積もりが高いか安いか判断しやすくなります。
キッチン
| グレード | 工事内容 | 相場 |
|---|---|---|
| 標準交換(位置そのまま) | システムキッチンを同じ場所で入れ替え | 50万〜100万円 |
| ミドルグレード | 食洗機追加・レンジフード刷新含む | 100万〜150万円 |
| ハイグレード | 対面化・オーダー要素あり | 150万〜255万円 |
| 壁付け・シンプル交換 | 本体+工事のみ | 40万〜75万円+工事20万〜35万円 |
出典:価格.com リフォーム、リショップナビ キッチンリフォーム記事
最も多いボリュームゾーンは60〜100万円。位置を動かすかどうかで給排水・換気ダクト・床下地の工事が乗るので、ここが予算の分岐点になります。
浴室(ユニットバス)
| グレード | 工事内容 | 相場 |
|---|---|---|
| スタンダード交換 | 在来工法からユニットバスへ | 90万〜120万円 |
| ミドルグレード | 浴室乾燥機・断熱追加 | 120万〜160万円 |
| ハイグレード | 高機能ユニット+内窓など | 160万〜200万円 |
浴室は「何を壊して何に替えるか」で大きく変わります。ユニットバスからユニットバスへの入れ替えが一番安く、在来タイルのお風呂を壊すケースだと解体費と防水工事が追加で乗ります。
トイレ
| 工事内容 | 相場 |
|---|---|
| タンクレス便器の交換のみ | 20万〜30万円 |
| タンク付きの交換のみ | 10万〜20万円 |
| 内装込みリフォーム | 14万〜32万円 |
| 和式→洋式への変更 | 20万〜50万円(大規模なら80万円まで) |
中心価格帯は20万〜50万円。床材や壁紙も一緒にやる人が多いので、工事全体で考えると30万円前後を見込んでおくのが現実的です。
外壁塗装・屋根塗装
| 工事内容 | 相場(延床30坪前後の戸建て) |
|---|---|
| 外壁塗装のみ | 80万〜130万円 |
| 屋根塗装のみ | 40万〜80万円 |
| 外壁+屋根セット | 110万〜180万円 |
出典:外壁塗装の窓口
2階建て塗り面積140㎡クラスの一般的な戸建てで、外壁+屋根なら120〜170万円が相場ゾーン。塗料のグレード(シリコン・フッ素・無機)と足場の条件で30万円単位でブレます。
見落としがちな「本体以外の費用」
リフォーム業者の見積もりを見るとき、本体工事の金額だけ比較するとハマります。以下は追加で乗ることが多い項目です。
- 養生・解体・廃材処分費(5万〜20万円)
- 仮設工事(足場組立など)(外装系で15万〜25万円)
- 電気・ガス工事の切り回し(2万〜10万円)
- 給排水管の引き直し(キッチン移動なら10万〜30万円)
- 現場監督費・諸経費(工事費の5〜10%)
紹介された各社の見積もりを並べるとき、「同じ前提条件で比較できているか」を確認するのが肝心。A社が廃材処分費込みでB社が別途、みたいなケースはよくあります。
ここまで揃った段階で、公式でサービス詳細を確認しておくと話が早いです。
ケーススタディ:実際いくらかかった?
相場だけだとイメージしにくいので、リショップナビで相見積もりを取ったとされる3パターンを整理します。金額は紹介記事・口コミで公開されているケースを参考にした目安です。
ケース1:築28年戸建て・キッチン交換(最安82万円)
I型システムキッチンを同位置で入れ替え。食洗機追加、水栓交換込み。4社相見積もりで82万〜125万円に分かれ、地元工務店で82万円で成約。
最高値のTOTO特約店は125万円だったので、相見積もり差額は43万円。見積もり一本だけで決めていたら、この差額がまるまる抜け落ちていた計算になります。
ケース2:マンション・ユニットバス交換(合計138万円)
築20年マンションで、1216サイズの古いユニットバスを1418サイズへ拡張。断熱浴槽+浴室乾燥機追加。3社紹介を受けて、中堅リフォーム会社で138万円。
壁を1枚ずらす工事が入ったので相場よりやや高めですが、他社は155万・170万と提示していたので結果的に割安。安心保証が付いた点も決め手になったという口コミが多いパターンです。
ケース3:戸建て外壁+屋根塗装(合計148万円)
延床32坪の2階建て、外壁サイディング+屋根スレート。シリコン塗料で外壁+屋根同時施工。4社比較で148万円で成約。
外壁単体の見積もりだけ取っていると気付きにくい「屋根と同時にやれば足場代が1回で済む」というロジックが複数社の提案から見えてきて、結果的に20万〜30万円安く収まりました。
費用を抑える5つのコツ
FP2級を持っていた頃の感覚でいうと、リフォームは「総額の5〜10%は交渉・工夫で削れる」領域です。100万円の工事なら5〜10万円。馬鹿になりません。
- 必ず3社以上の見積もりを並べる。 これが一番効く。1社だと相場判断ができない。
- 外壁と屋根、キッチンと浴室など「ついで工事」をまとめる。 足場や養生の共通費が削れます。
- 補助金・減税制度を確認する。 省エネ改修・バリアフリー・長期優良住宅化で国や自治体から数万〜100万円以上の補助が出るケースあり。申請を業者に代行してもらえるか聞く。
- ショールーム見学で現物確認。 カタログ価格とネット最安値の差、特約店経由の割引率は現場で聞くと変わることがあります。
- 契約前に「追加費用が発生するケース」を書面で確認する。 解体後に想定外のシロアリ・雨漏りが見つかった、みたいな追加工事は必ず書面で同意する運用にしてもらう。
リショップナビのコンシェルジュに「この補助金は対象になる?」と聞けば、対応している加盟店を優先的に当ててくれるケースもあるので、活用できる制度がありそうなら申込み時のヒアリングで伝えておくといいです。
「安いほうが得」とは限らない理由
相見積もりを取ると、どうしても最安値に目が行きます。でも、リフォームに関しては最安値を選ぶのが必ずしも正解じゃない。ここは正直に書いておきます。
安すぎる見積もりには、以下のリスクが潜んでいることがあります。
- 使う部材のグレードを落としている(同じ「システムキッチン」でも天板の素材や扉の仕様で10万〜20万円違う)
- 下地処理を簡略化している(外壁塗装で特に起きがち、3年で剥がれてやり直しになると総額で高くつく)
- 保証期間が短い(工事保証1年と5年では倍以上価値が違う)
- 施工管理費を削っている(現場確認の頻度が減って仕上がりの品質が落ちる)
リショップナビ安心保証は、工事中に業者が倒産した場合の前払金返還や代替業者紹介を無料で付けてくれる仕組み。100万円超の工事で「安さだけで業者を選んで倒産されたら終わり」というリスクを一発でカバーできるので、高額案件ほど効いてきます。
実際の口コミで「見積もりが極端に安い会社だけ除外した」という使い方をしているケースも多いです。詳しくは口コミリショップナビの口コミ・評判を50件調べてわかったリアルな実態【良い声と悪い声】加盟4,000社超のリフォーム一括見積もりサイト『リショップナビ』のリアルな口コミを50件以上収集。コンシェルジュの対応…にまとめています。
リショップナビと他社の利用コスト比較
ついでに他の主要サービスとも並べておきます(すべて利用者側の料金ベース)。
| サービス | 利用者料金 | 成約手数料 | 安心保証 | 加盟店数 |
|---|---|---|---|---|
| リショップナビ | 無料 | 無料 | 無料付帯 | 4,500社超 |
| ホームプロ | 無料 | 無料 | 一部有料 | 約1,200社 |
| タウンライフリフォーム | 無料 | 無料 | なし | 非公開 |
| ハピすむ | 無料 | 無料 | なし | 非公開 |
どのサービスも利用者側は無料が基本ですが、安心保証が標準装備なのはリショップナビの強み。高額工事でこの差は地味に大きいです。
まとめ:利用料金ゼロ、だからこそ比較に使い倒す
リショップナビの利用料金は完全無料。会員登録・見積もり依頼・コンシェルジュ相談・安心保証まで、利用者が払うお金はありません。収益はリフォーム会社からの広告費+紹介課金でまかなわれていて、見積もりに露骨な上乗せが起きにくい構造になっています。
リフォーム本体の相場はキッチンで50〜150万円、浴室で90〜160万円、トイレで20〜50万円、外壁+屋根塗装で110〜180万円が目安。複数社の見積もりを並べて、同じ前提条件で比較することで、相場より20〜40万円単位で安くなるケースが普通にあります。
「無料で使えるなら、相場をつかむ目的だけでも使ってみる価値はある」というのが正直な結論。本気で発注するかはその後で決めればいい話です。