BizAir(ビズエアー)を本音レビュー|店舗・法人で使える5G Wi-Fiの実力を回線オタクが検証
ネット回線20回以上乗り換えた自分が、工事不要・5G対応の法人Wi-Fi「BizAir(ビズエアー)」を料金・速度・他社比較までガチで検証。店舗や個人事業主に本当にアリなのか、忖度なしで書きました。
SHIN
ライター / 29歳・男性
結論
BizAirは「小〜中規模の店舗・オフィスで、とにかく早く・工事なしでWi-Fiを開通させたい人」にかなりハマるサービスです。コンセント挿すだけで最短3日で使えて、月6,000円前後で容量無制限。この条件を光回線でやろうとすると工事待ちで詰みます。
一方で、「業務用アプリで固定IPが必須」「数百Mbps出続けないと困る」みたいなシビアな用途だと、光回線のほうが無難。BizAirはあくまでモバイル回線ベースなので、そこは正直に書いておきます。
「工事できない/したくない/待てない」人には、自分なら普通に勧められる選択肢です。
BizAir(ビズエアー)ってそもそもどんなサービス?
運営は株式会社ジョインアップ。auの5G/4G LTEとWiMAX2+の3回線を束ねて、法人・店舗・個人事業主向けに提供しているホームルーター型Wi-Fiです。ポケットWi-Fiではなく、コンセントに挿す据え置き型。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジョインアップ |
| サービス内容 | 法人・店舗・個人事業主向けの工事不要Wi-Fi |
| 対応回線 | au 5G / au 4G LTE / WiMAX2+ |
| 主な端末 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11(ZTE製) |
| 同時接続台数 | 最大30台 |
| 月額料金 | BizAir+5G 無制限:6,028円〜 / BizAir mini 10GB:3,278円〜 |
| 契約期間 | 25ヶ月(以降12ヶ月ごと自動更新) |
| 対象 | 法人・個人事業主・店舗(個人の家庭用は不可) |
| 公式サイト | mobile.bizplus.jp/bizair |
「法人・個人事業主限定で家庭用は不可」というのは地味に重要ポイントで、ここを誤解して申し込んでしまう人がいるっぽい。逆に、開業届を出している個人事業主なら1人でも契約OKです。自分の周りだと、Kindle作家の友人が自宅兼オフィスで契約してました。
自分、ネット回線の乗り換えをもう20回以上やっていて、光コラボ・WiMAX・ホームルーター・楽天モバイル無制限、ひととおり触ってきたネット回線オタクです。で、最近なぜか周りの個人事業主の友人から「店舗のWi-Fiどうしたらいい?」って相談が増えてきた。光回線は工事が3ヶ月待ち、ポケットWi-Fiは遅い、SIMは安定しない——そういう話ばっかり。
そこで今回は、asp広告でよく見る**法人・店舗向け5G Wi-Fi「BizAir(ビズエアー)」**を、回線オタクの目線でガッツリ調べ倒してみました。料金・対応キャリア・端末スペック・他社(法人SIM / 光回線)との違い、全部正直に書きます。褒めすぎもディスりもなし、ガチレビューです。
実際に資料請求して問い合わせてみた
回線オタクとして黙って紹介はできないので、店舗オーナーの友人と一緒に実際に問い合わせてみました。時系列で書きます。
1日目・平日の昼14時に電話
普通に繋がって、コールから3コール以内にオペレーター着信。電話口の人は「BizAirを検討中ですか?」と最初に用途ヒアリング。①店舗か事務所か、②何台繋ぎたいか、③動画や決済端末を使うか、この3点をまず聞かれました。逆にいうとここを曖昧にして申し込むと、合わないプランを掴まされる可能性があるので、想定ユーザー数は事前に数えておいたほうがいい。
ヒアリング結果と提案プラン
友人の場合は「飲食店・最大客数30名・決済端末2台・スタッフ用タブレット2台」だったので、**BizAir+5G無制限プラン(月6,028円)**を提案されました。ここで「mini 30GB(月4,378円)じゃダメですか?」と突っ込んで聞いたんですが、「飲食店でお客様にWi-Fi開放するなら30GBは厳しい、無制限推奨」と正直に答えてくれた。押し売り感はゼロ。
端末到着までの日数
「申し込み手続き完了後、最短3営業日で発送」とのこと。友人の店の場合、金曜申し込みで水曜着。届いたその日に電源入れてパスワード入力で即Wi-Fi開通。工事ゼロ、本当に3日。これは光回線では絶対無理なスピード感です。
初月の請求
Webキャンペーン適用で初月無料・初期費用0円・工事費0円のトリプル0円が普通に適用されていました。ここは普通にお得。
他社(法人SIM・光回線)との違いを回線オタク目線で整理
ここが自分が一番書きたかったところです。BizAirを単体で見ても「ふーん」で終わるので、法人Wi-Fiの選択肢3つで比較します。
光回線(NURO光 for Biz、フレッツ光など)
- 速度:最強(1Gbps以上が普通)
- 料金:月5,000〜10,000円
- 弱点:工事が1〜3ヶ月待ち。物件によっては工事不可
- 向いてる人:同じ場所で3年以上営業する確定済みの店舗
法人向けSIM(ドコモ・ソフトバンク法人、格安SIM法人プラン)
- 速度:キャリアによる。ドコモは強め、格安は不安定
- 料金:月3,000〜6,000円程度
- 弱点:ポケットWi-Fi運用になりがちで、バッテリー管理が面倒。据え置き運用するなら別途ルーターが必要
- 向いてる人:キッチンカー・イベント出店など可搬性が必要な業態
BizAir(ホームルーター型・5G/WiMAX)
- 速度:5Gエリア内なら実測100〜300Mbps(友人の店では約180Mbps実測)
- 料金:無制限で月6,028円
- 弱点:モバイル回線なので混雑時間帯にブレる/固定IP不可
- 向いてる人:工事できない物件、短期契約、オープン日が迫っている店舗
光回線が出せる物件で3年以上動かないなら光一択。ただ、「商業ビルで工事不可」「来月オープン」「撤退リスクがあるから長期契約したくない」こういう条件が1つでも当てはまるなら、BizAirが現実解になります。自分の友人も「光が引けない雑居ビル」で詰んでいたのでBizAir以外ほぼ選択肢なかった。
よくある質問
個人事業主でも契約できる?
できます。開業届を出していれば1人でも契約OK。法人登記は不要です。ただし家庭用としての契約は不可です。
5Gが入らないエリアでも使える?
使えます。auの4G LTEとWiMAX2+がバックアップで入るので、5G未対応エリアでもWi-Fi運用は可能。ただ速度は落ちるので、心配な人は公式でエリア確認してから申し込みましょう。
解約金はいくら?
契約月〜12ヶ月目と13〜24ヶ月目で金額が変わる契約構造になっています(公式の情報開示ページで公開中)。長期利用前提で組まれているプランなので、短期解約には向きません。
端末は買取?レンタル?
基本的にレンタル扱い。契約終了時は返却が必要です。紛失・破損時の弁償金があるので、店舗内での管理は地味に注意。
光回線とどっちがいい?
物件で光工事ができて、3年以上確定稼働、固定IPが必要、このどれか1つでも当てはまるなら光が無難。どれも当てはまらないor工事待ちが許容できないなら、BizAirのほうが合理的です。
◎よかった点
1. 「工事不要・3日開通」がガチで刺さる
これに尽きます。光回線の工事待ちで1〜3ヶ月、オープン予定が決まっている店舗にとっては死活問題なんですが、BizAirはコンセント挿すだけで当日Wi-Fi開通。決済端末、モバイルオーダー、予約管理システム、全部初日から動く。
特に飲食店・美容室・コインランドリーあたりの「ネット無いと営業できない業態」には本当に相性がいい。自分がもし明日いきなり店舗を引き継ぐことになったら、迷わず最初の3日間はBizAirで凌ぎます。
2. 5G + WiMAX2+の3回線切替が地味に優秀
1つの電波が弱くても残り2つでカバーする構造なので、回線オタク的には「ちゃんと設計されてるな」という印象。WiMAXオンリーだと山間部や地下テナントが厳しかったんですが、au 4G LTEが入るとだいぶマシになります。
3. 同時接続30台はこの価格帯では上位
ポケットWi-Fiは大体10〜16台が上限。BizAirは30台対応なので、スタッフ用端末+お客さんスマホ開放でも余裕があります。飲食店でお客さんに「Wi-Fi使っていいよ」ってやるなら、このスペックは必要ライン。
4. 個人事業主でも契約できる
ここが意外と見落とされがち。法人向けWi-Fiって「法人登記必須」で個人事業主お断りなサービスも多いんですが、BizAirは開業届ベースの個人事業主でもOK。一人ガジェットショップのオーナー、キッチンカー運営、出張美容師、あたりの友人にもこれで勧められる。
5. トリプル0円キャンペーンが素直に得
初月無料・初期費用0円・工事費0円。法人Wi-Fiで初期費用0円はわりと珍しいです(だいたい事務手数料3,300円は取られる)。開業直後で現金出したくないタイミングには効く。
△イマイチだった点
レビュー記事で都合の悪いことを書かないと信用できないので、ここは正直に書きます。
1. 固定IPが使えない
業務用の監視カメラ、VPN前提の社内システム、IP制限でログインするクラウドサービス、このあたりを使う業態だとBizAirはそのままだと詰みます。モバイル回線ベースなのでIPが動的に変わる。どうしても固定IPが必要なら光回線+法人プロバイダ一択。
自分が過去にBizAir的なサービスで困ったのがこれで、勤怠管理SaaSのIP制限に引っかかって、結局光回線に戻したケースがありました。ここは契約前に業務アプリの要件を確認必須。
2. 混雑時間帯の速度は光回線より落ちる
昼12時〜13時、夕方18時〜20時あたりは、エリアによって5G回線が混雑します。実測で100Mbps→30Mbpsまで落ちるケースもあり得る。動画配信・大容量ダウンロードを業務で頻繁にやるなら、不安定さを覚悟してください。
ただ、決済・予約システム・モバイルオーダー程度なら30Mbpsあれば全然足りるので、業態次第です。
3. 契約期間25ヶ月+自動更新はちょっと長い
25ヶ月契約で、その後12ヶ月ごとに自動更新。途中解約だと解約金がかかります(プランによって金額は変動、詳細は契約時要確認)。「3ヶ月だけ使いたい」用途には合いません。モバイル回線系だとRakuten最強プラン+モバイルルーターのほうが縛りなしで楽なケースもあります。短期前提なら要検討。
4. BizAir miniは店舗には正直キツい
月3,278円のmini 10GBプランは、個人事業主の事務所単独運用ならいけますが、店舗で客にWi-Fi開放する用途には容量足りません。10GBなんて動画3〜4本で溶けます。店舗運用ならBizAir+5G無制限一択、ここは割り切りましょう。
こんな人におすすめ / おすすめしない
おすすめな人:
- 店舗のオープンが迫っていて、工事を待てない個人事業主・経営者
- 商業ビル・雑居ビルで光回線が引けない物件のオーナー
- キッチンカー・ポップアップ・イベント出店などモバイル要素がある業態
- モバイルオーダー・キャッシュレス決済を導入したい飲食店
- 短期撤退リスクがあり、長期光回線を組みたくない人
- スタッフ+客で同時接続20〜30台が必要な店舗
ちょっと合わないかも:
- 固定IPが業務必須(監視カメラ・VPN・IP制限SaaS)の企業
- 大容量ダウンロード・配信が業務の軸(動画編集スタジオなど)
- 同じ物件で3年以上確定稼働、かつ光工事OKの店舗
- 3〜6ヶ月の超短期だけ使いたい人
- 家庭用で使いたい人(そもそも契約不可)
総合的に見て、BizAirは「光回線が使えない・待てない店舗のための現実的な解」という立ち位置です。
- 最短3日開通、コンセント挿すだけ
- 5G+WiMAX+4G LTEの3回線構成で安定寄り
- 同時接続30台で店舗運用OK
- 個人事業主も契約可、トリプル0円で開業タイミングに優しい
- 固定IP必須/超大容量業務/超短期利用には向かない
自分みたいに回線20回も乗り換えてると、「100点の回線」って存在しないって実感するんですよ。光は工事が遅い、モバイルは不安定、SIMは容量制限。全部一長一短で、業態と物件に合わせて選ぶのが正解。
その中でBizAirは、「工事不可/開業近い/個人事業主OK」という条件が揃った店舗にとって、かなりハマる位置取りをしています。月6,000円で工事ゼロ・3日開通・30台同時接続、この条件は光・SIM・ポケットWi-Fiどれを取っても替えが効きません。
迷っているなら、まず公式でエリア判定と見積もりを取るのが一番手っ取り早いです。合う物件かどうかはエリア次第なので、ここでNGなら諦めればいいし、OKなら3日後にはWi-Fiが動いています。開業直前で夜眠れない状態を続けるより、1本電話してみるほうが絶対早い。